📋 この記事の結論
- 特定技能は2026年現在14業種が対象(2023年改正で素形材等製造が統合・整理)
- 宿泊・飲食・介護は採用ニーズが最も高く試験の実施頻度も多い
- 各業種に固有の技能試験と試験実施機関があるため事前確認が必須
📌 用語解説
特定技能の対象業種とは、出入国管理及び難民認定法で定められた14分野のこと。各業種ごとに主務省庁・協議会・試験内容・受入れ数の上限が異なる。2023年の制度改正で一部業種が統合・再編された。
特定技能の対象業種とは、出入国管理及び難民認定法で定められた14分野のこと。各業種ごとに主務省庁・協議会・試験内容・受入れ数の上限が異なる。2023年の制度改正で一部業種が統合・再編された。
特定技能14業種一覧(2026年版)
| # | 業種 | 主な業務 | 2号対象 | 所管省庁 |
|---|---|---|---|---|
| 01 | 宿泊 | フロント・客室・調理 | ✅ | 観光庁 |
| 02 | 飲食料理 | 調理・接客・店舗管理補助 | ✅ | 農林水産省 |
| 03 | 介護 | 身体介護・生活援助 | ❌ | 厚生労働省 |
| 04 | ビルクリーニング | 建物内部の清掃管理 | ✅ | 厚生労働省 |
| 05 | 素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業 | 鋳造・溶接・機械加工等 | ✅ | 経済産業省 |
| 06 | 建設 | 型枠施工・左官・配管等 | ✅ | 国土交通省 |
| 07 | 造船・舶用工業 | 溶接・塗装・機械加工等 | ✅ | 国土交通省 |
| 08 | 自動車整備 | 日常点検・分解整備 | ✅ | 国土交通省 |
| 09 | 航空 | 地上走行補助・手荷物取り扱い | ✅ | 国土交通省 |
| 10 | 農業 | 耕種農業・畜産農業 | ✅ | 農林水産省 |
| 11 | 漁業 | 漁業・養殖業 | ✅ | 農林水産省 |
| 12 | 外食業 | 外食チェーンの調理・接客・店舗管理 | ✅ | 農林水産省 |
| 13 | 繊維・衣服 | 紡績・織布・染色・縫製等 | ✅ | 経済産業省 |
| 14 | 林業 | 育林・素材生産・林業機械作業 | ✅ | 農林水産省 |
出典:出入国在留管理庁「特定技能ガイドブック」(2026年版)をもとに編集部作成
宿泊・飲食・介護の採用ポイント比較
本サイトが特に注力する3業種の採用ポイントをまとめました。
🏨
宿泊業
フロント接客にN3以上の日本語力が実態上必要。英語対応力も加味して採用するとゲスト満足度が向上。台湾・韓国人材が即戦力化しやすい。
🍜
飲食料理
調理担当はN4でも業務可だが、ホールはN3以上が推奨。飲食料理技能測定試験の受験タイミングを採用スケジュールに組み込む必要あり。
🏥
介護
技能試験に加えて「介護日本語評価試験」が別途必要。夜勤配置には現場慣れが必要。介護福祉士移行支援を打ち出すと採用競争力が上がる。
よくある質問
Q14業種以外の仕事をさせることはできますか?
原則として指定された業種・業務の範囲内でのみ就労できます。業種外の業務をさせると不法就労となり、企業側も罰則の対象となります。ただし同一事業所内で関連する付随的業務は認められる場合があります。
Q. 特定技能の対象業種は今後増える予定ですか?
A. 政府は人手不足分野を定期的に見直しており、2024年に自動車運送業・鉄道・林業・木材産業が追加されました。今後も労働市場の状況に応じて拡大が見込まれます。最新情報は出入国在留管理庁のウェブサイトで確認してください。
Q. 複数の業種にまたがる業務は特定技能で認められますか?
A. 原則として1人1分野です。ただし、同一企業内で分野をまたぐ兼務は認められないため、採用時に担当業務と対応する分野を明確に設定する必要があります。例えば宿泊業の人材に調理業務を担わせる場合は別途確認が必要です。
Q農業や漁業で特定技能を採用する場合、宿泊・飲食と違う点は?
農業・漁業は複数の事業者による受入れ(派遣形態)が認められています。また季節変動が大きいため、閑散期の雇用維持が課題になります。農業分野では農閑期に食品製造業などへの出向が認められる場合もあります。
Q外食業と飲食料理の違いは何ですか?
飲食料理分野は個人経営の飲食店も含む広い範囲で、農林水産省が所管します。外食業はファーストフード・ファミリーレストランなどのチェーン展開型の外食産業が中心です。試験実施機関や試験内容が異なります。


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