採用成功事例 / 介護業
デイサービスの特定技能採用
中国人材が利用者の心をつかむ介護補助で定着
| 業種 | 通所介護(デイサービス) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県(定員30名) |
| 採用人数 | 1名(介護補助) |
| 人材国籍 | 中国(日本語N2) |
| 就労開始 | 2025年4月 |
採用前の課題
埼玉県内でデイサービスを運営する介護事業者。介護福祉士・ヘルパーの人員は最低基準を満たしているものの、入浴介助・送迎・レクリエーション補助などを担う介護補助スタッフが慢性的に不足していました。
近隣の介護施設との採用競争が激化し、時給を上げても応募が来ない状況。「このままでは利用者に十分なサービスを提供できなくなる」と経営者が危機感を持ち、特定技能の活用を検討し始めました。
施設長の声
「高齢者への接し方が心配でした。文化の違いがあるので、利用者の方が嫌がるのではないかと。でも結果は全く逆でした」
採用基準と選考プロセス
介護分野では「優しさ・忍耐力・コミュニケーション力」を採用基準の中心に置きました。技能試験については介護技能評価試験・介護日本語評価試験の合格を確認済みの人材を紹介会社から紹介。面接は2回実施し、2回目は実際の利用者(ご本人の同意あり)との短時間の交流も行いました。
就労開始後の成果
利用者からの高い信頼
「あの人が来る日が楽しみ」という声が複数の利用者から上がるように。漢字文化圏のため筆談でのコミュニケーションが可能で、難聴の利用者との意思疎通に大きく役立っています。
既存スタッフの介護業務に集中できる環境
入浴介助補助・食事介助補助・レクリエーション準備を担当することで、介護福祉士・ヘルパーが専門性の高い業務に集中できるようになりました。
就労1年以上で継続在籍
就労開始から14ヶ月が経過した時点で在籍継続。初任者研修(旧ヘルパー2級)を自発的に取得し、介護補助から介護スタッフへのキャリアアップを目指しています。
施設長からのコメント
就労1年後の評価
「利用者の方が文化の違いに寛容だったことも大きかったです。むしろ『外国の方に世話してもらえる』と喜んでいる方もいて。日本語N2レベルで採用したことも正解でした。会話の質が全然違います」
この事例から学べるポイント
- 介護はN2以上を推奨:利用者との日常会話・緊急時の伝達など、介護現場では高い日本語力が安全に直結します。N3では不安が残るケースも多く、N2以上の採用基準が現場定着につながります。
- 漢字筆談は大きな強み:難聴の利用者が多い介護現場では、漢字での筆談が意思疎通ツールとして機能します。
- 高齢者とのコミュニケーション適性を面接で確認:実際の利用者との接触機会を面接に取り入れることで、ミスマッチを事前に防げます。

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